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全国各地のご当地ラーメン12選! 札幌から久留米まで歴史と共にご紹介

2023.05.02

こんにちは! 茨城県稲敷郡阿見町で営業中のラーメン店「麺屋黒源」です。

今日は日本全国のいろいろなご当地ラーメンについて調べてみたので、ご紹介したいと思います!

■この記事を読むとわかること■
・全国各地のオススメご当地ラーメン
・札幌ラーメンや久留米ラーメンの歴史

ここ茨城にもスタミナラーメンや水戸藩ラーメンなど個性的なご当地ラーメンがあるので、気になる方はこちらからご覧になってください♪

札幌ラーメン

まずは北の大地北海道から!

実は北海道は、日本のラーメン発祥地の一つと言われています。

1921年に開業した「竹屋食堂」さんで中国人のコックさんが作ったものが評判になり、日本風のラーメンとして根付いたと言われています。

一方、現在札幌ラーメンと言えばイメージするのは味噌ラーメンですよね。

味噌ラーメンの発祥は、札幌のラーメン店「味の三平」というお店。
1955年ごろ、お客さんのリクエストで豚汁にラーメンの麺を入れたのが始まりだと言われています。

濃厚な味噌に、コーンやバターなどをトッピングした味噌ラーメン、北海道にいったらぜひ食べてみたいですよね♪

旭川ラーメン

しかし、北海道のラーメンで有名なのは札幌だけではありません。

もう一つ外せないのが旭川ラーメン

札幌との違いは、スープに煮干しや鰹節など魚介系のダシを使っているところ。
こちらも北海道らしい自然豊かな香りを味わえますね♪

喜多方ラーメン

ご当地ラーメンの代名詞的存在でもある喜多方ラーメンは、福島県喜多方市に根付いているラーメン。

実は喜多方も日本のラーメンの歴史上、重要な場所なんです。

1926年ごろ、中国から日本にやってきた藩欽星さんという方が屋台でラーメン屋さんを始めたのが喜多方ラーメンの源流。

醤油味のスープに縮れ麺、煮豚・メンマ・刻みネギ・メンマをトッピングするという、まさに「ザ・日本のラーメン」という雰囲気が喜多方ラーメンの特徴です。

古き良きラーメンを食したい方は、ぜひ喜多方ラーメンを食べてみてください!

佐野ラーメン

茨城のおとなり栃木県佐野市もご当地ラーメンで有名な地域。
ラーメンの丼をかぶったゆるキャラ「さのまる」でも有名ですよね♪

佐野ラーメンの元祖となったのは、1930年に屋台として始まり、その後お店も構えるようになった「宝来軒」だそう。

宝来軒では青竹踏みで製麺する方法が有名で、これが元になり今でも佐野ラーメン=青竹打ちがトレードマークになっています。

コシのある独特の食感とあっさりしたスープは、特に麺が好きな方に食べてもらいたいご当地ラーメンですね♪

東京ラーメン

東京も日本のラーメン発祥の地の一つ。

浅草で1910年にオープンした「来々軒」というお店が、横浜の中華街を中心に食べられていた「支那そば」を日本人向けにアレンジして出したのが、東京のラーメンの始まりだと言われています。

現在も東京ラーメンと言えば、来々軒さん以来のシンプルな醤油ベースのスープが多いよう。

もちろん、東京は日本の中心なので他にも様々な種類のラーメンを楽しめます。
日本各地のラーメンを食べ比べてみるのもいいかもしれませんね♪

横浜ラーメン

中華街がある横浜は、もちろんラーメン文化も盛ん。
特に最近よく知られる「家系ラーメン」は横浜が発祥です。

家系ラーメンの特徴は、濃厚な豚骨醤油のスープに太麺、トッピングはチャーシューとほうれん草にノリ。このうち、特にノリのトッピングが家系ラーメンの特徴ですね!

濃厚なスープとの組み合わせが一度食べるとやみつきになっちゃうかも?

京都ラーメン

関西はうどん文化が盛んなこともありラーメンは影が薄いように思えますが、京都にもしっかりラーメン文化は根付いています。

京都ラーメンの特徴は、鶏ガラをしっかり煮込んだ白濁スープ

古都のイメージに反して?意外にも背脂を浮かせたしっかりとした味付けが多い印象です。
九条ネギを多めにトッピングしているお店が多いのも特徴かもしれませんね。

関西に行った際はぜひ食べてみたいラーメンです♪

和歌山ラーメン

関西のラーメンでもう一つ有名なのが和歌山ラーメン

和歌山ラーメンには二つ系統があります。まず「車庫系」と呼ばれるあっさり系醤油スープが特徴のラーメン。

こちらは1940年ごろに開店した「丸高」という屋台が発祥で、「車庫前」という名前の停留所で屋台を置いていたため、こう呼ばれるそうです。

もう一つは「井手系」で、「井手商店」という屋台が発祥の白濁系スープ

種類は違いますが、どちらもテーブルにお寿司とゆで卵が置いてあることが多いのが面白いですね!
ラーメンにもう一品欲しくなる…という食いしん坊な方には大満足できるかもしれません♪

徳島ラーメン

四国の麺料理と言えば香川県のうどんが有名ですが、お隣徳島も負けてはいません。

徳島ラーメンの特徴は、濃いめの豚骨醤油スープに、甘辛く味付けた豚バラ肉が乗っていること。
焼豚や煮豚が主流の中、少し違ったお肉の味わいを楽しむことができます。

生卵がトッピングされているのも面白いですね。
お肉とからめて食べると、まるですき焼き!

お肉好きな方にはぜひ食べていただきたいご当地ラーメンです♪

尾道ラーメン

観光地として知られる尾道はラーメンも有名!

スープは醤油ベースで濃い色、瀬戸内海に面している尾道らしく、魚介のダシが入っていることが多いのが特徴です。

ちなみに同じ地域の広島ラーメンも有名ですが、こちらは白濁したあっさり系の醤油が多く、見た目からして対照的!

こういった違いも面白いですね♪

久留米ラーメン

久留米ラーメンは福岡県久留米市で生まれた豚骨ラーメンの代表

九州のラーメンと言うと博多ラーメンが思い浮かびますが、歴史を見ると実は久留米ラーメンが発祥と言われているみたいです!

1937年に屋台として始まった「南京千両」さんが売り出した豚骨スープの元祖と言われています。

さらに現代にも伝わる白濁豚骨スープを普及させたのは「三九」というという屋台ですが、これが生まれたのは偶然の産物だったそう。

仕込み中のスープを煮込みすぎてしまったのですが、白濁したスープを飲んでみると独特のコクがあることに気が付き、売り出すとすぐに人気になって広まったそうです。

味噌ラーメンもそうですが、新しい味が生み出される時は偶然が影響することも多いんですね!

博多ラーメン

博多ラーメンと言えば豚骨ラーメンの代名詞ですよね。
うま味たっぷりの豚骨スープに、細いストレート麺、そして紅生姜のトッピングが代表的。

博多は屋台文化が盛んで、ラーメンの他にも様々なグルメを食べ歩くことができます。
ラーメン好きなら一度は行ってみたい憧れの「聖地」かも?

まとめ

全国各地のご当地ラーメンについてご紹介しました。

この他にも、まだまだ紹介しきれていないラーメンはたくさん!
日本人にとってソウルフードと言って良いラーメンなので、地域の数だけご当地ラーメンがあると言っても言い過ぎではないかもしれません。

麺屋黒源も、茨城県で地元の人を始め様々なお客様に愛されるラーメンを目指して日々営業中!

濃厚だけど飲みやすい豚骨ラーメンを始めとして、様々なメニューをご用意しています。
茨城に来た際は、ぜひ自慢の一杯を召し上がってください♪