こんにちは!
茨城県稲敷郡阿見町で営業中のラーメン店「麺屋黒源」です。
今回は人気ラーメン漫画『ラーメン発見伝』についてご紹介したいと思います!
■この記事を読むとわかること■
- 『ラーメン発見伝』とは
- 人気キャラの芹沢さんが初登場するエピソードの紹介
- 「あいつらは情報を食っている」という名言について
ドラマ化もされた人気シリーズの見どころや名言など、読んだことがない方にもわかりやすくご紹介しますね♪
『ラーメン発見伝』とは?

『ラーメン発見伝』は、久部緑郎さん原作、河合単さん作画によるグルメ漫画シリーズ!
食べ物を扱う作品はいろいろありますが、中でもラーメンだけを題材に絞っているのはスゴいですよね!ラーメンって本当に日本に根づいた食べ物なんだな~って感じさせられますね♪
続編の『らーめん才遊記』は202年にテレビドラマ化もされました!
ラーメン好きな方やグルメ漫画好きな方はぜひ抑えておきたい作品ですね♪
こちらの『ラーメン発見伝』の主人公は、27歳で会社員の藤本くん。
一見普通のサラリーマンなのですが、ラーメンについてはこだわりが強く…
満員の人気店でも、マズいと思ったラーメンは「マズい!」とつい大声で本音を出してしまうほど!
(ラーメン好きとしては共感できるところもありますが、お店としてはなかなか困ったお客様ですよね 笑)
それもそのはず、実は藤本くんは会社を定時で退社後、毎晩屋台を引いてラーメンを作っているという隠れた顔があったのです!
いつかは自分のラーメン店を出すことを目標に、昼は会社員、夜は屋台の二足のわらじを履いている青年なんですね。
副業禁止なので会社には内緒なのですが、唯一、ラーメン好きな女子社員の佐倉さんには知られてしまっており、いろいろ協力してもらっているという間柄です。
人気キャラ・芹沢さんの初登場エピソードを紹介!

そんな藤本くんが理想のラーメンを追い求めつつ、ラーメンにまつわる様々なエピソードが描かれるのが『ラーメン発見伝』なのですが…
今回はその中でも特に人気のメインキャラ、スキンヘッドとメガネが特徴の芹沢さんというキャラクターが初登場する回をピックアップしてご紹介したいと思います!
芹沢さんが初登場するのは、単行本1巻に収録されている「繁盛店のしくみ」。
近所に有名店である「清流房」の支店が出店したと聞き、食べにいくことにした藤本くんと佐倉さん。
清流房は高級な鮎を煮干しにしてダシを取った味が売りのお店。
ここの店主こそが芹沢さんなんです!
メニューは「濃口らあめん」と「淡口らあめん」の2種類ですが、特に人気なのはこってり味の濃口らあめん。
お店に入った2人も濃口らあめんを注文します。
「やっぱり鮎の煮干しのスープは格別!」と感激する佐倉さんですが、一方藤本くんは首をひねっています。
そんな中、2人の隣に座っているお客がテレビ局にインタビューされます。
「鮎の香りとこってりした重量感が融合している」と語るラーメン通風のお客。
しかしそれを聞いた藤本くんは、「濃口らあめんは牛脂で鮎の香りが吹き飛んでいる」「前に食べた淡口らあめんの方が美味しい」と語り、隣のお客と口論になってしまいます。
騒動になってしまい、奥の事務室に連れて行かれる藤本くんたち。
そこで藤本くんがラーメンの屋台を引いている「同業者」であると知った芹沢さんは、
「お前はただのラーメン好きとしては味をわかっている方だ」
「しかしプロを目指す身としてはなにもわかっていない」
と「濃口らあめん」のからくりについて語り…
ここで「やつらはラーメンを食ってるんじゃない。情報を食ってるんだ!」という名言が飛び出します!
「やつらはラーメンじゃなく情報を食っているんだ!」
どういうことかというと…
芹沢さんは、始めは高級な鮎の煮干しの出しを味わえる「淡口らあめん」だけをお店で出していたそうです。
しかしお客はあまり入らず、材料費が高いこともあって赤字ギリギリ…。
そこで大衆ウケするようにこってりした「濃口らあめん」を作ることに。
濃口らあめんには牛脂がたっぷり入っているので、鮎の繊細な香りは消し飛んでしまいます。
しかしそれでも「特製の鮎を使っている」と看板に書いておけば、お客は勝手に「鮎の繊細な香り」を感じて満足するのだと芹沢さんは語ります。
「あいつらは自分の舌だけでは美味いマズいを判断できない」
「マスコミやネットの情報がないと味を評価できない」客がほとんどなのだと言う芹沢さん。
お客をバカにしていると怒る佐倉さんですが、「味のわかっているお客サンは大事にしている」と芹沢さんは反論します。
自分が本当に作って食べてもらいたいのは「淡口らあめん」であり、「濃口らあめん」はあくまでお金を稼いで店を有名にするための戦略的なメニューだと割り切っているんですね。
みなさんはこの芹沢さんの意見、どう思いますか?
たしかにラーメンに詳しくなってくると、麺の加水率がどうとかスープの原材料がどうとか細かいウンチクを言いたくなっちゃいがちですが…
それって「情報」に踊らされてるのでは?
本当に美味しいかどうか、自分の舌だけで判断できているのか?
と言われると、ドキッとしてしまう人も少なくないかもしれませんね。
ラーメンに限らずいろんなことにも通じる、まさに名言ですよね!
ラーメンへの向き合い方を考えさせられる作品
藤本くんも、芹沢さんの理論を聞いて打ちひしがれてしまいます。
しかし考えた結果、再び清流房に赴く藤本くん。
ネギ油を使った新たな「濃口らあめん」を披露すると、その味に驚く芹沢さん。
鮎の煮干しの風味を邪魔せず、お客にも受けるこってり感のあるラーメンがそこにはありました。
「情報を食わせてしまう面があるのは仕方ない。でも自分はウソを食わせたくはない。」と語る藤本くん。
「煮干しの味が活きているラーメン」を掲げるなら、ちゃんと煮干しの味を活かしたラーメンにしたい。
その方が、本当に食べさせたい「淡口らあめん」の魅力に気づいてもらうきっかけになるかもしれない…。
そう思って作ったのがこの新・濃口らあめんというわけですね。
藤本くんの腕を認めた芹沢さんは、「ネギ油らあめん」を限定メニューにすると即決。
「今度お前の屋台にも食いに行ってやる。覚悟しとけよ!」と語るのでした。
こうして芹沢さんは『ラーメン発見伝』の名物キャラクターとなりました。
ドライな現実的な視点で偉そうな態度ながら、ラーメンに対する情熱も持っている、とても魅力的なライバルキャラですよね♪
続編『らーめん才遊記』は、この芹沢さんが社長を務めるフードコンサルティング会社に主人公が入るところから物語がスタートするほどで、主人公の一人と言ってもいい存在感を示しています。
(ちなみにドラマ版『らーめん才遊記』では、スキンヘッドの男性ではなく女性になっているそうですよ!)

ラーメンだけでなく、いろいろなことを考えさせてくれる名作漫画『ラーメン発見伝』!
普段なにげなく食べているラーメンを、様々な面からより美味しく感じられるようにしてくれる作品だと思います♪
「藤本くんや芹沢さんならこのラーメンはどう感じるだろう…」
そう思いながらラーメンを食べるのも美味しいと思いますよ!
読めばラーメンが食べたくなること間違いなしなので、お腹が減った方はぜひ当店・麺屋黒源にお越しください!
濃厚豚骨ラーメンからあっさり系まで、美味しい一杯をご用意してお待ちしています♪